毎年1回の父との旅行の行先に考えを巡らせている。ヨーロッパもアメリカも中南米もアジアもアフリカもすでに一度は行ったことがある。もちろん、それでも行きたいと思っている場所はたくさんあるけれど。ロシア、中央アジア、キューバあたり。

でもそういえば。オセアニアには行ったことがなかったな。オーストラリアやニュージーランド。今年はそのあたりに行ってみるのも良いかもしれない。

そんなことを考えていて、ふと思い出した小説が湊かなえさんの「山女日記」。確か1年前くらいに、どこか海外に向かう時の機内にもちこんだったのだっけ。短編がいくつか入っている小説なのだけれど、その後半で出てくる話の舞台が、ニュージランドのトンガリロの話だった。なぜか、とても記憶に残っていて、ニュージランドに思いを巡らせていて、一番に頭にうっすらと浮かんだのが、その小説の中での描写だった。

この小説に出てくる主人公はみな、山を登るという行為を通して、これまでの迷いや思いに自分なりの決着をつけて、新たな一歩を踏み出していく希望を得ていく。

私は、結構占いというのが小さい時から好きで、信じている部分があるのだけれど、てんびん座の私の今年の運勢は、石井ゆかりさんの星占いを見ても、しいたけ占いを見ても、”人生のターニングポイント”であり、”過去12年ほどの物語が収束して新しい12年の物語が始まる” 時なのだと書いてある。”成長して次の自分になっていく” 時期であるらしい。

私も山女日記の主人公のように、本当は自分の中にすでにあるのに、もやもやとしている、直感のようなものに向き合いに、山でも登ってみるのがよいのだろうか。その行先が、トンガリロというのも、悪くないな。

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